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運転保守情報 マンスリーレポート(平成17年3月分)


1.概 況

(1) 志賀原子力発電所1号機は、定格熱出力一定運転中のところ、4月1日に発生した送電線の鉄塔倒壊により原子炉を手動停止しました。


(2) 志賀原子力発電所2号機は、平成18年3月の運転開始予定で建設をすすめています。進捗率は、3月末で約95%です。


2.トピックス

(1) アリス館志賀で“春休みるんるんイベント”を開催

 アリス館志賀では3月19、20、21日に“春休みるんるんイベント”を開催し、約6,000人のお客さまに来館いただきました。
 子供達に人気のアニメ『金色のガッシュベル』の上映は立ち見もでるほど盛況で、『クラフトタイム』では、「お化けが飛び出すビックリ箱」をみんな夢中になって作っていました。また「オリジナルジグソーパズル」は、その場で写した写真がパズルにできるとあって、来館の思い出にと連日、整理券が足りなくなるほどの大人気でした。
 19日に開催された『フリーマーケット』では、子供服やおもちゃ、日用品などがたくさん並び、どれにしたらいいかと迷いながらも買い物を楽しんでいました。
 アリス館志賀では、ゴールデンウィークにも楽しいイベント満載で皆様をお待ちしております。





(2) 平成16年度原子力防災訓練(石川県主催)に参加

 3月24日の「平成16年度石川県原子力防災訓練」に当社も参加するとともに、当社防災業務関係者の技術向上を目的として社内原子力防災訓練を実施しました。
 当社では、発電所緊急時対策本部及び緊急時対策総本部(本店)の設置・運営訓練、緊急時通報連絡訓練、緊急被ばく医療訓練、緊急時環境放射線モニタリング訓練、避難誘導訓練等を実施しました。
 今回の訓練には当社から本店、支店も含め約210名が参加しました。





(3) 志賀2号機の建設状況を報道関係者に公開

 3月30日、総仕上げの段階にある志賀2号機の建設状況を報道関係者に公開しました。
 建設状況や今後実施する試運転の概要について説明した後、2号機の原子炉建屋、タービン建屋等の内部を案内しました。
 報道関係者は、大きな建物や設備が立派に出来上がっていることに感心された様子で、熱心に見ておられました。


3.事故・故障等の情報

 志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
 これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

 3月は、該当するものはありませんでした。


4.運転保守情報

 志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
 これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町および富来町との間で締結した「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」です。


 3月は、該当するものはありませんでした。


以 上



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運転保守情報 マンスリーレポート(平成17年2月分)


1.概 況

(1) 志賀原子力発電所1号機は、現在、定格熱出力一定運転中です。


(2) 志賀原子力発電所2号機は、平成18年3月の運転開始予定で建設をすすめています。進捗率は、2月末で約95%です。


2.トピックス

(1) アリス館志賀で「冬のおたのしみ会」を開催

 アリス館志賀では、2月11、12、13日に「冬のおたのしみ会」を開催し約2,200人のお客さまに来館いただきました。
 バレンタインデーが近いという事でハートの飾りつけがいっぱいのアリス館、二人でペアになってクイズに答える「ラブラブクイズ」、好きな人の名前を書く「ビンゴ大会」、一瞬の映像でハートマークがいくつあったかを答える「数当てクイズ」などで盛り上がりました。「ドキドキクイズラリー」はいくつもの指令にしたがって進み、最後は暗号を解いてゴール。子供たちは景品のチョコレートをもらい大喜びでした。
 また、ビーズで「野イチゴのキーホルダー」を作ったり、ぬり絵やトランプで遊んだりと冬のアリス館を楽しんでいただいた三日間でした。



(2) 原子力安全委員会委員長との意見交換会

 2月15日、原子力安全委員会の松浦委員長と東委員が、志賀原子力発電所を訪れ、新木社長をはじめ当社経営層や協力会社役員との間で、原子力安全文化に係る意見交換会を行いました。
 これは、原子力安全委員会が原子力安全文化の醸成・定着の促進を図ることを目的として、全国の原子力関連施設などで実施している意見交換会の一環です。
 またこの日、松浦委員長らは、建設工事の仕上げ段階を迎えている志賀原子力2号機の現場も視察されました。



(3) 平成16年度いしかわグリーン企業知事表彰の受賞

 2月23日、志賀原子力発電所は、石川県が主催する平成16年度「いしかわグリーン企業知事表彰」を受賞しました。
 この表彰制度は、環境マネジメントシステム(ISO14001)を導入し、環境保全活動に積極的に取り組み、その成果が顕著であり、他の模範となる企業を平成13年度から石川県が表彰しているもので、今年度は5社が表彰されました。



(4) 志賀原子力発電所1号機 NSネット安全キャラバンの実施

 2月28日、志賀原子力発電所においてNSネットによる第72回安全キャラバンが実施されました。(当発電所では3回目)
 吉田道雄氏(熊本大学教授)を講師として、「組織の安全管理と人間理解」をテーマに安全講演会が行われ、当社および関連会社従業員85名が出席しました。
 また、講演会の後、美浜3号機事故に対する取組みなどについて、意見交換が行われました。
(注)NSネットとは
 JCO事故を契機として、原子力産業全般に亘り原子力安全文化を共有し、原子力安全の確保を徹底する目的で1999年に設立。35の企業・研究機関が会員となっている。


3.事故・故障等の情報

 志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
 これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

 2月は、該当するものはありませんでした。


4.運転保守情報

 志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
 これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町および富来町との間で締結した「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」です。


 2月は、該当するものはありませんでした。


以 上



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運転保守情報 マンスリーレポート(平成17年1月分)


1.概 況

(1) 志賀原子力発電所1号機は、現在、定格熱出力一定運転中です。
平成16年9月11日から平成17年1月6日まで第9回定期検査を実施しました。



(2) 志賀原子力発電所2号機は、平成18年3月の運転開始予定で建設をすすめています。進捗率は、1月末で約94%です。


2.トピックス

(1) アリス館志賀で「お年玉・新春イベント」を開催

 アリス館志賀では、1月4、5日にお年玉イベントを開催し、約1,700人のお客さまに来館いただきました。

 おみくじスタンプラリーで今年を占った後は、昔ながらの『はごいた』や『たこ』を作り、お正月気分を満喫していました。芝生広場では、作った『たこ』を少しでも高く上げようと寒いなか必死になって挑戦していました。
 また、1月8、9、10日は新春イベントとして『ミニミニスポレクinアリスかん』をテーマに、ちびっこゴルフ、サッカーゴール、ストライクナイン、輪投げを開催、親子で夢中になって体を動かしていました。ビンゴ大会やふわふわマスコットづくりも大人気で、3日間で約2,900人のお客さまに来館いただきました。

 雪の中、来館してくださる皆さまの笑顔に、「今年も頑張るぞ!」と館員も心新たにしていました。どうぞ、今年もアリス館をよろしくお願いします。




3.事故・故障等の情報

 志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
 これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

 1月は、該当するものはありませんでした。


4.運転保守情報

 志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
 これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県、志賀町および富来町に連絡したものです。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町および富来町との間で締結した「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」です。




発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 連絡区分 詳細


H17. 1.28


H17. 2.10
志賀原子力発電所1号機 補助ボイラー給水ポンプの案内羽根の損傷について

 平成17年1月28日15時30分頃、補助ボイラーA号機の定期点検において補助ボイラー給水ポンプA号機の分解点検を行っていたところ、案内羽根にひびが入っていることを確認しました。
 原因は、分解点検のために案内羽根をポンプケーシングから取り外す際、プラスチックハンマーを用いて慎重に作業しましたが、その衝撃により、損傷したものと推定されます。
 損傷した案内羽根は、補助ボイラーA号機の定期点検中に取り替えます。
 今後の対策として、案内羽根の取り外し作業にハンマーを使用する際は、当て板を用いるなど、案内羽根に極力衝撃を与えない方法で実施することとします。



V



(12kb)


(参考)
連絡区分
連絡区分
連絡区分
I
II
III
: 直ちに連絡が必要なもの
: 区分 I よりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
: 保守情報として定期的に連絡することが適当なもの

以 上



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運転保守情報 マンスリーレポート(平成16年12月分)


1.概 況

(1) 志賀原子力発電所1号機は、平成17年1月6日、経済産業省による最終検査(総合負荷性能検査)に合格し、第9回定期検査を終了いたしました。


現在、定格熱出力一定運転中です。


(2) 志賀原子力発電所2号機は、平成18年3月の運転開始予定で建設をすすめています。進捗率は、12月末で約93%です。


2.トピックス

(1) 志賀2号機の新燃料を搬入

 12月2日に志賀原子力発電所2号機用新燃料を、発電所構内へ搬入しました。
 搬入後は、石川県、志賀町および富来町の立会い等を受け、輸送が安全に実施されたことを確認していただきました。
 なお、今回の輸送により、2号機用初装荷燃料の全ての搬入を完了しました。




(2) 交通安全・防犯講習会を開催

 12月15日、志賀原子力発電所では、講師として羽咋警察署の方を招いて、「冬季の交通安全」や「年末年始の防犯」についての講習会を開催しました。
 この日は、自動車運転中の携帯電話使用に関する危険性や、石川県内における振り込め詐欺の手口など悪質な事例について説明があり、発電所員および協力会社従業員約100名が熱心に聞き入っていました。





(3) アリス館志賀で「クリスマスイベント」を開催

 アリス館志賀では、12月18、19日に「クリスマスイベント」を開催し、約2,200人のお客さまに来館いただきました。
 子供たちに人気のスペシャルアニメ「犬夜叉」の上映会、クイズやビンゴ大会、まつぼっくりで作るサンタさんのクラフト工作等、楽しさ満載で、ご家族連れに大人気でした。
 イベント期間中は、ご来館の皆さまにアリス館からのクリスマスプレゼントや、クリスマスの飾りつけがされたアリス館でサンタの衣裳に着替える「なりきりサンタ」のコーナーでは大きなサンタうさぎと一緒に記念撮影が出来る等、子供たちの顔がいきいきと輝いていました。
 また、女性4人、男性1人のグループSOLAによる『アカペラコンサート』を開催。そのやさしい歌声はアリス館を暖かく包んでくれました。







3.事故・故障等の情報

 志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
 これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

 12月は、該当するものはありませんでした。


4.運転保守情報

 志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
 これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町および富来町との間で締結した「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」です。


 12月は、該当するものはありませんでした。


以 上



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運転保守情報 マンスリーレポート(平成16年11月分)


1.概 況

(1) 志賀原子力発電所1号機は、平成16年9月11日から平成17年1月上旬までの予定で第9回定期検査を実施しています。



(2) 志賀原子力発電所2号機は、平成18年3月の運転開始予定で建設をすすめています。進捗率は、11月末で約93%です。


2.トピックス

(1) 志賀2号機 原子炉圧力容器の耐圧・漏えい検査終了

 11月上旬に、国の検査の一貫として、原子炉圧力容器等の耐圧・漏えい検査が行われ、漏えいなど異常のないことが確認されました。この検査は、原子炉圧力容器とそれにつながる機器や配管を同時に水圧で加圧する検査です。



検査の様子

(2) 志賀2号機 50万ボルト送電系統から電源を受電

 11月下旬に、50万ボルトの志賀中能登線(送電線)より志賀2号機の50万ボルト系に受電しました。今後は、12月上旬に志賀2号機の所内電源を50万ボルト系より受電し、引き続き、据え付けた機器等の系統試験を着実に実施する予定です。



受電操作

(3) 志賀2号機の新燃料を搬入

 志賀2号機の新燃料(2回目輸送分)を、11月2日に搬入しました。発電所構内への搬入にあたっては、石川県、志賀町および富来町の立会いを受け、輸送が安全に実施されたことを確認していただきました。また、その際、隣接市町が立会いに同行されました。

(4) 志賀2号機 人文字で「夢」の実現を誓う

 11月上旬には、志賀2号機の原子炉圧力容器の耐圧漏えい検査が無事完了するなど、建設工事も総仕上げの段階を迎えています。
 今後は、試験・検査が中心となり、来春までには土木・建築関係の工事がほぼ終了となることから、一人ひとりが技術・技能を十分に発揮し工事に携わったことを記念に残すため、工事関係者約1,000人による人文字の記念撮影を行いました。



“しか2号ドリーム”

(5)
アリス館志賀で「秋のおたのしみ会」を開催

 アリス館志賀は、11月20、21、23日に「秋のおたのしみ会」を開催し、約6,200人のお客さまに来館いただきました。
 あの子にへんしんコーナー、水中コインおとし、押し花工作、ビンゴ大会など家族で楽しめるイベントが盛りだくさん。「あの子にへんしんコーナー」では、魔法使いに変身して記念撮影し、その場で写真をプレゼント。また、アリス館の制服を着てアリス館のおねえさんにも変身できるなど大人気でした。
 「水中コインおとし」は水槽の中のカップに一円玉を入れるゲーム。なかなか入らなくて親子で夢中になっていました。
 また、「花のミュージアム フローリィ」では、押し花でキーホルダーやしおりを作りました。クリスマス一色に飾られた館内にみんな大喜びでした。




3.事故・故障等の情報



 志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
 これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

 11月は、該当するものはありませんでした。


4.運転保守情報

 志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
 これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町および富来町との間で締結した「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」です。


 11月は、該当するものはありませんでした。


以 上



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運転保守情報 マンスリーレポート(平成16年10月分)


1.概 況

(1) 志賀原子力発電所1号機は、平成16年9月11日から第9回定期検査を実施しています。



(2) 志賀原子力発電所2号機は、平成18年3月の運転開始予定で建設を進めています。進捗率は、10月末で約92%です。



2.トピックス

(1)
石川県原子力環境安全管理協議会委員が2号機建設状況をご視察

 10月8日、石川県志賀オフサイトセンターにて石川県原子力環境安全管理協議会*が開催されました。協議会終了後、午後1時過ぎから約2時間、協議会委員や関係者17名が2号機の建設状況をご視察されました。


志賀2号機タービン建屋内のご視察状況

* 石川県原子力環境安全管理協議会
  副知事や学識経験者等で構成されており、3カ月毎に当社は志賀1号機の運転状況、環境放射線・温排水等の測定結果などを説明しています。


(2)
アリス館志賀では盛りだくさんのイベントを開催

 アリス館志賀では、10月9〜11日に『体育の日イベント』を開催しました。10月9日の「よさこい&フリーマーケット」では、地元の保育園児によるよさこい競演が行われ、たくさんの方に見に来ていただき、お子さん達の一生懸命の踊りに拍手喝采でした。また、フリーマーケットや青空市場では、お買い得品、産直野菜を買われたお客さまは大満足の様子でした。また、10月10、11日には「ミニうんどうかい」が開催され、チームに分かれて大玉ころがし、玉入れ、障害物競争など行われ、3日間で8,200人のお客さまに来場していただきました。
10月16、17日には『どきどきサイエンスワールド2004』(「原子力の日」のイベント) がアリス館志賀、フローリィ、能登原子力センターの3会場で開催され、科学教室、獅子舞競演会、ミニコンサート・仮面ライダー剣ショーなど盛りだくさんの内容で、延べ10,800人のお客さまに楽しんでいただきました。

よさこいを踊るお子さん達 地域の方による獅子舞競演会

3.事故・故障等の情報



 志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
 これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

 10月は、該当するものはありませんでした。


4.運転保守情報

 志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
 これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県、志賀町および富来町に連絡したものです。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町および富来町との間で締結した「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」です。



発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 連絡区分 詳細


H16.10. 6


H16.11.10
志賀原子力発電所1号機 湿分分離器水位検知器の損傷について

 定期検査中のところ、10月6日午後3時頃、湿分分離器水位検知器の目視点検において、12台のうち4台が損傷していることを確認しました。
 今後、当該検知器の部品を取り替えるとともに、振動対策を実施することとしております。
 外部への放射能による影響はありません。



V



(14kb)


H16.10. 7


H16.10. 8
(公表済)
志賀原子力発電所1号機 使用済燃料貯蔵プールへの布の落下について

 定期検査中のところ、10月7日にスミヤ布(10cm×10cm布製)を使用済燃料貯蔵プールに落下させました。
 その後、当該布の回収作業を実施しておりましたが、10月17日に回収しました。
 なお、回収作業中に使用済燃料貯蔵プール内でボルト・テープ片等5個を確認しており、一部回収しました。残りについても引き続き回収してまいります。これらのものは、原子炉の運転やプールに貯蔵している燃料に影響を与えるものではありません。



U



プレス
リリース
(10/8)
(23kb)


プレス
リリース
(10/18)
(22kb)


H16.10.11


H16.10.28
(公表済)
志賀原子力発電所1号機 配管支持構造物の補修について

 定期検査中のところ、10月11日、配管支持構造物(以下、「配管サポート」という。)の目視点検を行っていたところ、残留熱除去系おいて、一部の補強部品が取付けられていない配管サポートを1箇所確認しました。
 一部の補強部品が取付けられていなくても、配管の安全性について問題ないことを確認しましたが、当該配管サポートに設計図面のとおり補強部品を取付け、補修することとしました。
 なお、念のため同様な配管サポート約2,700箇所を点検し、これらについては設計図面どおりであることを確認しております。


U



プレス
リリース
(27kb)


H16.10.14


H16.11.10
志賀原子力発電所1号機 原子炉格納容器外側隔離弁駆動用電動機の損傷について

 定期検査中のところ、10月14日午後10時40分頃、原子炉保護系インターロック機能検査実施中、原子炉格納容器内廃液の移送用配管にある外側隔離弁の異常を示す警報が発生したため、当該弁を確認したところ、駆動用電動機が損傷していることを確認しました。
 当該駆動用電動機は、新品に取り替え復旧しました。
 外部への放射能による影響はありません。



V



(19kb)


H16.10.19


H16.11.10
志賀原子力発電所1号機 中性子源領域モニタ(B)の不具合について

 定期検査中のところ、10月19日午前6時から開始していた燃料装荷作業において、同日午後0時50分頃、燃料の装荷に伴い上昇すべき中性子源領域モニタ(B)の指示の上昇が確認できませんでした。
 当該モニタ(B)の検出器を予備品と交換し復旧しました。
 外部への放射能による影響はありません。



V



(19kb)


H16.10.20


H16.11.10
志賀原子力発電所1号機 補機冷却水系タンクからの水のオーバーフローについて

 定期検査中のところ、10月20日午前10時頃、原子炉建屋4階の補機冷却水系タンクから水がオーバーフローしました。この際、オーバーフロー配管とつながっている排水受け3箇所から水がこぼれました。
 こぼれた水は拭き取るなどして回収しました。
 なお、こぼれた水以外のオーバーフローした水は、排水を溜めるタンクと枡内に留まりました。
 外部への放射能による影響はありません。



V



(18kb)


H16.10.23


H16.10.23
(公表済)
新潟県中越地方を震源とする地震に伴う状況について

 志賀原子力発電所1号機は第9回定期点検中で停止中のところ、午後5時56分頃地震(震度:志賀3、富来2)が発生しました。
 発電所設備には異常ありませんでした。



T



(13kb)


H16.10.27


H16.10.27
(公表済)
新潟県中越地方を震源とする地震に伴う状況について

 志賀原子力発電所1号機は第9回定期点検中で停止中のところ、午前10時40分頃地震(震度:志賀2、富来2、新潟県上越地方5弱)が発生しました。
 発電所設備には異常ありませんでした。



T



(13kb)


(参考)
連絡区分
連絡区分
連絡区分
I
II
III
: 直ちに連絡が必要なもの
: 区分 I よりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
: 保守情報として定期的に連絡することが適当なもの

以 上



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運転保守情報 マンスリーレポート(平成16年9月分)


1.概 況

(1) 志賀原子力発電所1号機は、平成16年9月11日から第9回定期検査を実施しています。



(2) 志賀原子力発電所2号機は、平成18年3月の運転開始予定で建設を進めています。進捗率は、9月末で約91%です。



2.トピックス

(1)
志賀2号機 非常用炉心冷却系の原子炉注水状況を公開

 建設中の志賀2号機の非常用炉心冷却系(ECCS)は、9月6日〜8日に行われた国の機能検査に合格しました。
 その後、9月10日、11日の両日、地元自治体、地元関係者、報道関係者など約180人の方々に原子炉注水状況をご覧いただきました。


非常用炉心冷却系(高圧炉心注水系1系統)実作動の公開


(2) 志賀1号機 第9回定期検査の安全大会を開催

 平成16年9月13日に、安全衛生協議会と災害防止協議会の会員が約600名参加し、志賀原子力発電所1号機の第9回定期検査の安全大会を実施しました。
 1号機の安全・安定運転に向け、定期検査を無事故・無災害で終了しようとスローガン等を全員で唱和し、安全を誓いました。



(3)
志賀原子力発電所2号機の新燃料を搬入

 志賀原子力発電所2号機の新燃料(1回目輸送分)を、9月29日に搬入しました。
 なお、搬入にあたっては、石川県、志賀町および富来町の立会いを受け、輸送が安全に実施されたことを確認していただきました。また、その際、隣接町が立会いに同行されました。


(4)
アリス館志賀で「秋のおたのしみ会」を開催

 アリス館志賀では、9月18日〜20日まで『秋のおたのしみ会』を開催し、約5,100人のお客さまが来館されました。
 アリス館志賀とフローリィの2会場ではお花ビンゴ大会を開催しました。これは自分の好きな花の名前を9個書き込んでおき、ボックスから取り出された名前と一致したらビンゴになるものです。会場は「ビンゴ!」の大きな声で盛り上がり、ビンゴ賞では可愛いタオルやバラの花が渡されました。
 特別工作のオリジナルミラー作りは、予定していた一日150個に連日追加を出すほどの大盛況でした。
 また、クイズに答えてガラポンを回す「クイズラリー」では、子供たちは「何がでるか楽しみ!」とアリス賞をねらって真剣にチャレンジしていました。
 アリス館はわくわくドキドキの3日間でした。


3.事故・故障等の情報



 志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
 これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

 9月は、該当するものはありませんでした。


4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県、志賀町および富来町に連絡したものです。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町および富来町との間で締結した「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」です。



発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 連絡区分 詳細


H16. 9.15


H16.10. 7
志賀原子力発電所1号機 固化材(セメントガラス)の注入設備における固化材の凝固について

 平成16年9月15日20時45分頃,廃棄物処理建屋1階の固化材注入設備にて,焼却灰ペレットの入ったドラム缶へセメントガラス固化材を注入していたところ,セメントガラス固化材と水を混ぜ合わせるタンク(混練タンク)内でセメントガラス固化材が固まっているのが確認されました。
 原因は,セメントガラス固化材が保管中に湿気を吸着したため,通常より早くタンク内で固まってしまったものと推定されます。
 今後,凝固した固化材を除去するとともに,セメントガラス固化材の保管管理の改善を図っていきます。
 なお,外部への放射能による影響はありません。



V



(11kb)


H16. 9.16


H16.10. 7
志賀原子力発電所1号機 中央制御室等の換気空調用冷却水系冷凍機圧縮機の羽根車の損傷について

 定期検査中のところ,平成16年9月16日16時30分頃,標記冷却水系冷凍機(C)の分解点検において,圧縮機の羽根車にひびが入っていることを確認しました。
 原因は,前回の分解点検において,羽根車が固定部品と接触し,割れが生じたものと推定されます。
 今後,羽根車を新品に取り替えるとともに,組み立て時には固定部品と接触していないことを十分に確認することとします。
 なお,外部への放射能による影響はありません。



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(12kb)


H16. 9.27


H16.10. 6
(公表済)
志賀原子力発電所1号機 圧力抑制室内の清掃作業結果について

 定期検査中のところ,9月27日から10月5日にかけて,原子炉建屋にある圧力抑制室の内面塗膜点検の準備作業として実施した鉄さびの清掃作業において,ひも,テープ,金具などを発見し,回収しました。
 圧力抑制室内の水は,非常用炉心冷却系の水源としても使用されますが,これら回収物はいずれも小さいものであり,非常用炉心冷却系の機能に影響を与えるものではありません。



V



プレス
リリース


(参考)
連絡区分
連絡区分
連絡区分
I
II
III
: 直ちに連絡が必要なもの
: 区分 I よりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
: 保守情報として定期的に連絡することが適当なもの

以 上



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運転保守情報 マンスリーレポート(平成16年8月分)


1.概 況

(1) 志賀原子力発電所1号機は、定格熱出力一定運転中です。


(2) 志賀原子力発電所2号機は、平成18年3月の運転開始予定で建設を進めています。進捗率は、8月末で約90%です。



2.トピックス

(1)
アリス館志賀で「夏休みチビッコのつどい」を開催

 アリス館志賀では、8月7日・8日に『夏休みチビッコのつどい』を開催し、約6,700人のお客さまが来館されました。
 〜夏だ!祭りだ!ドキドキ!わくわく!今年の夏はアリス館〜をテーマにご家族みなさまに楽しんでいただけるようにと企画しました。
 夏まつりと言えば縁日、おめん・射的など楽しい催しものでワクワクドキドキ。芝生広場ではおもちゃの入ったカプセルをつり上げるプカプカフィッシングや大抽選会が盛況でした。
 また、フローリィを会場にしてオリジナルTシャツ作りも開催、早速着替えてハイポーズの笑顔をごらんください。(写真)
 夏休みは、この二日間の他にも、お盆のクイズ大会やバルーン教室、レッツチャレンジ重さ当てなどを毎日開催、特におたすけ工作は、夏休みの宿題にバッチリ。
 アリス館志賀では、これからも様々なイベントを企画して皆さまをお待ちしております。



(2) 「道路クリーン作戦」への参加

 8月の道路ふれあい月間にちなみ、石川県羽咋土木事務所が主催する「道路クリーン作戦」に発電所、建設所員及び関係会社職員などの約60名が参加しました。
 8月20日の午後、発電所の前面を含む県道約8kmのゴミを分別して回収しました。



(3)
志賀原子力発電所の防災業務計画修正

 当社は、志賀原子力発電所の「原子力事業者防災業務計画」について、石川県知事及び志賀町長との協議を経て修正し、8月3日に経済産業大臣に届出いたしました。
 建設中の志賀原子力発電所2号機用初装荷燃料搬入後の防災体制整備に向けたもので、2号機建設所の組織・要員を防災体制に追加しました。また、あわせて組織改編による名称等の修正をしました。

プレスリリース 8/3


参考:「原子力事業者防災業務計画」とは、原子力災害対策特別措置法に基づき、原子力災害の発生及び拡大の防止、並びに原子力災害時の復旧に必要な業務等について定めたもの。





3.事故・故障等の情報



 志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
 これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

 8月は、該当するものはありませんでした。


4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県、志賀町および富来町に連絡したものです。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町および富来町との間で締結した「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」です。



発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 連絡区分 詳細


H16. 8. 3


H16. 9.10
志賀原子力発電所1号機 排気筒トリチウム捕集装置冷凍機の性能低下について

 定格熱出力一定運転中のところ、8月3日19時19分、排気筒トリチウム補集装置の異常を示す警報が発生しました。
 原因調査の結果、2台ある排気筒トリチウム捕集装置冷凍機のうち1台(A号機)において、既定温度の-65℃まで冷却されていないことが確認されました。
 このことから、冷凍機(A)の性能低下と判断し、8月9日に当該冷凍機を取替え復旧しました。
 外部への放射能による影響はありません。



V



(13kb)


(参考)
連絡区分
連絡区分
連絡区分
I
II
III
: 直ちに連絡が必要なもの
: 区分 I よりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
: 保守情報として定期的に連絡することが適当なもの

以 上



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運転保守情報 マンスリーレポート(平成16年7月分)


1.概 況

(1) 志賀原子力発電所1号機は、現在、定格熱出力一定運転中です。


(2) 志賀原子力発電所2号機は、平成18年3月の運転開始予定で建設を進めています。進捗率は、7月末で約90%です。




2.トピックス

(1)
志賀原子力発電所建設所の安全大会を実施

 7月2日に、安全衛生推進協議会と災害防止協議会の会員が約2200名参加し、志賀原子力発電所建設所の安全大会を行いました。
 会長の挨拶や安全表彰、七尾労働基準監督署訓示の後、全国安全週間スローガンや建設工事スローガンを全員で唱和し、建設工事の安全を誓いました。



(2) 志賀町大島海水浴場で清掃奉仕活動を実施

 7月8日に、志賀原子力発電所と同建設所、関連会社に勤める社員など約160名により、海水浴シーズンを前に志賀町にある大島海岸海水浴場を清掃しました。
 プラスチックや発泡スチロール、草木などをゴミ袋で約300袋分拾い集めました。


(3)
志賀町自衛消防隊操法大会に発電所・建設所チームが参加

 7月18日に、志賀町が主催する第25回志賀町自衛消防隊操法大会が行われ、発電所と建設所から各1チームが参加しました。
 今年は、発電所チームが全20チーム中6位という好成績を収めることができました。
 なお、志賀原子力発電所では、万一の火災に備えて、初期消火活動を行えるよう自衛消防隊を組織するとともに、消防技術の向上を図っています。



(4)
アリス館志賀で「海の日おたのしみ会」を開催

 アリス館志賀では、7月17日から19日まで「海の日おたのしみ会」を開催し、約5,300人のお客さまが来館されました。
 TVコマーシャルでおなじみの『電気DE元気体操』をしてパワー全開!!いい汗を流した後は、可愛いお猿のちび太くんの『加賀猿回しショー』や不思議がいっぱいの『マジックショー』を見て楽しんでいただきました。
 また、海の日をテーマにした『クイズ大会』も大盛況でした。
 『アリス郵便局』のポストに出したハガキはお友達やおじいちゃん、おばあちゃんの家へ届いていることでしょう。
 8月のアリス館志賀は、いろいろなイベントを予定しています。毎日が『ドキドキワクワク』で皆さんをお待ちしています。


3.事故・故障等の情報



 志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
 これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

 7月は、該当するものはありませんでした。


4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町および富来町との間で締結した「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」です。

7月は、該当するものはありませんでした。


以 上



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運転保守情報 マンスリーレポート(平成16年6月分)


1.概 況

(1) 志賀原子力発電所1号機は、現在、定格熱出力一定運転中です。


(2) 志賀原子力発電所2号機は、平成18年3月の運転開始予定で建設を進めています。進捗率は、6月末で約88%です。



2.トピックス

(1) アリス館志賀で「スペシャルクイズラリー」を開催

アリス館志賀では、6月5日、6日に「スペシャルクイズラリー」を開催し、約2,600人のお客さまが来館されました。子供たちはクイズに答えてガラポンを回し、アリス賞をねらって真剣にチャレンジしていました。
また、志賀町のお隣、鹿西町を中心に幅広く活躍している『鹿西町ボランティーズ』をお招きし、人形劇や絵本の読み聞かせなどを行っていただきました。親子での参加も多くみんな大喜びでした。
オリジナル工作では、プラスチック板に絵を書きオーブントースターで焼いて作るキーホルダーが大人気でした。みんなお気に入りのキーホルダーを作るのに一生懸命でした。カバンにキーホルダーをつけて、アリス館へ遊びに来てくれるお友達を見かけるとうれしくなります。



(2) 志賀原子力発電所の新燃料を搬入

志賀原子力発電所の1号機取替用燃料92体を、6月11日(金)に搬入しました。なお、搬入にあたっては、石川県、志賀町および富来町の立会いを受け、輸送が安全に実施されたことを確認していただきました。また、その際、隣接市町が立会いに同行されました。



(3) 発電所前面海岸の清掃を実施

志賀原子力発電所および建設所の所員は、6月17日に発電所前面海岸の清掃をしました。この活動は、6月の「環境月間」の行事として実施したもので、約50人の所員が熱心に環境美化に努めました。海岸には打ち上げられたごみ等が多数みられ、集まったごみの量は約1時間程度で大きなごみ袋で150個にもなりました。



3.事故・故障等の情報



志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県、志賀町および富来町に連絡したものです。

発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 区分 詳細


H16. 6.25


H16. 6.25

(公表済)
志賀原子力発電所1号機 復水器の点検・補修について
【本件は法令に該当するものではありません】

志賀1号機は、6月4日に復水器出口導電率がわずかに上昇したことから、復水器内へ海水が混入しているものと推定し、6月25日より電気出力を約13万5千キロワットまで低下させ、復水器内の点検・補修を実施することとしました。
点検の結果、復水器の細管1本に漏えいが認められたため、6月27日、当該細管に海水が流れないように施栓する補修作業を行いました。また、予防保全の観点から、念のため当該細管の周辺22本の細管についても施栓いたしました。
次回定期検査時に当該細管の詳細な調査を行う予定です。

安全協定

「原子炉出力が定格の5%を超えて出力変化が必要になったとき」に該当

プレスリリース
6/25


プレスリリース
6/28

4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県、志賀町および富来町に連絡したものです。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町および富来町との間で締結した「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」です。



発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 連絡区分 詳細


H16. 6.10


H16. 6.11

(公表済)
志賀原子力発電所1号機 廃棄物処理建屋内における水漏れについて

志賀1号機において、6月10日午後3時頃、廃棄物処理建屋地下1階の高電導度廃液系濃縮装置加熱器(A)下部フランジより洗浄水が床へ漏えいしました。同床には漏えい防止用の堰が設置され、かつ、ビニールシートにより養生されていたため、堰外への漏えいはありませんでした。
漏れた量は約340リットル、放射能量は約160万ベクレルでした。
外部への放射能の影響はありません。
原因は、当該の作業手順書に洗浄水の排水に係わる手順の記載がなく、水抜き用の弁を開けないで洗浄作業をしたため、漏えいしたものです。
今後は、作業管理を徹底してまいります。

II
プレスリリース


(参考)
連絡区分
連絡区分
連絡区分
I
II
III
: 直ちに連絡が必要なもの
: 区分 I よりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
: 保守情報として定期的に連絡することが適当なもの

以 上



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運転保守情報 マンスリーレポート(平成16年5月分)


1.概 況

(1) 志賀原子力発電所1号機は、現在、定格熱出力一定運転中です。


(2) 志賀原子力発電所2号機は、平成18年3月の運転開始予定で建設を進めています。進捗率は、5月末で約86%です。



2.トピックス

(1) アリス館志賀で開館10周年記念イベントを開催

アリス館志賀では、4月29日から5月5日まで開館10周年イベントを開催しました。
日替わりで毎日イベント盛り沢山、楽しさ200%のアリス館でした。
5月2日の青空市場・フリーマーケットは好天にも恵まれ、産直野菜やかきもち、梅干しなど手作りの品々や衣類、おもちゃ等が並びました。売る人も買う人も楽しいひとときでした。
また、3日は地元のよさこいチームの競演、4日は仮面ライダーショー、5日はDrニャートンのアクロバットショーのステージがありました。
今回は、お客さまも参加して楽しんでいただける企画を多く取り入れました。
これからも新しい事に挑戦して行きますので乞ご期待。



(2) 原子力エネルギー安全月間の各種行事を実施

毎年5月は原子力エネルギー安全月間です。発電所では、安全月間の行事の一環として、5月27日に原子力安全・保安院の松永次長が来所され、「原子力安全規制への品質保証の導入とその活用について」と題した講演会が開催されました。
講演会には、所員及び協力会社従業員あわせて約180名が集まり、原子力安全規制の最新動向について、熱心に聞き入っていました。
また、講演会の後、松永次長と所員及び協力会社従業員との意見交換会が行われ、講演内容の質問を交えながら、現場が日頃感じていることなど、活発な意見交換が行われました。

このほか、安全月間中に行われた主な行事は以下のとおりです。

実施日 行 事 参加者
5月6日 所長安全訓示 所員、協力会社従業員 約500名
5月17日 副社長安全督励 所員 約250名
5月20日 原子力講演会「組織風土改革実践セミナー」 所員、協力会社従業員 約140名
期間中 安全月間のポスター掲示(所内、協力会社等)




(3) 国際研修を受け入れ

発電所では、中国秦山原子力発電所の労働安全業務に携わる管理者5名を研修生として受け入れました。
労働安全管理を研修のテーマとしたもので、現場見学を含め、双方の労働安全管理に対する取組みを紹介するなど、発電所及び2号機建設所関係者と活発な意見交換が行われました。
研修生からは、今回の研修が貴重な経験となったこと、成果を秦山発電所で反映していきたいことなどの感想が出されました。



3.事故・故障等の状況



志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令および安全協定に基づき、国、石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

5月は、該当するものはありませんでした。

4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県、志賀町および富来町に連絡したものです。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町および富来町との間で締結した「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」です。

5月の運転保守情報は以下のとおりです。


発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 連絡区分 詳細
H16. 5.12 H16. 6.10

(5月12日、
5月14日
(公表済))
原子炉隔離時冷却系隔離弁の不具合について *

5月12日13時41分、定例の原子炉隔離時冷却系隔離弁の開閉試験を実施したところ、2個あるうちの1個の隔離弁の全閉が確認できませんでした。このため、同日14時10分に原子炉施設保安規定の運転上の制限を満足しない状態であると判断しました。
調査の結果、原因はリミットスイッチの一過性の接触不良と推定されました。当該弁について繰り返し動作確認を行い、正常に動作することを確認しましたので、原子炉隔離時冷却系を復旧し、5月14日10時46分に保安規定における運転上の制限の逸脱から復帰しました。
外部への放射能による影響はありません。
現在、リミットスイッチの健全性を継続的に監視しています。

* 原子炉施設保安規定の運転上の制限を逸脱した事象であり、事象発生時には原因が特定されていなかったことから、暫定的に連絡区分IIとして事象の発生を連絡しております。調査の結果、故障の程度が軽微であったため、事象のレベルとしては最終的に連絡区分IIIとしています。
III
[16kb]


(参考)
連絡区分
連絡区分
連絡区分
I
II
III
: 直ちに連絡が必要なもの
: 区分 I よりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
: 保守情報として定期的に連絡することが適当なもの

以 上



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運転保守情報 マンスリーレポート(平成16年4月分)


1.概 況

(1) 志賀原子力発電所1号機は、現在、定格熱出力一定運転中です。


(2) 志賀原子力発電所2号機は、平成18年3月の運転開始予定で建設を進めています。進捗率は、4月末で約84%です。



2.トピックス

(1) アリス館志賀で開館10周年記念イベントを開催

アリス館志賀では、4月29日から5月5日まで、開館10周年記念イベントを開催しました。初日には、アリス館開館の年(H6)に生まれた志賀町内の子供たちから募った『二十歳の自分にあてた応援メッセージ』をタイムカプセルに入れて芝生広場に埋めました。
10年後、きっとみんなを勇気づけてくれるメッセージとなることでしょう。
また、芝生広場の特設ステージでは、子供たちが加茂子供太鼓による創作太鼓や矢駄獅子舞、志賀天友太鼓など地元に伝わる芸能を披露しました。
皆さまに可愛がっていただいて迎えることができた満10才。これからも、皆さまに親しまれ、人々の集うアリス館であり続けたいと思います。


3.事故・故障等の状況



志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令および安全協定に基づき、国、石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

4月は、該当するものはありませんでした。
4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県、志賀町および富来町に連絡するものです。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町および富来町との間で締結した「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」です。

4月は、該当するものはありませんでした。



以 上



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