1.東芝キヤリア/業務用エコキュート
業務形態や使用湯量に合わせて最適なシステムを選べます。
1日の使用量目安:1~3トン
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ヒートポンプは、空気の熱を取り込み、それを電気エネルギーで圧縮し高温にすることで、大きな熱エネルギーを生みます。CO2排出量を削減し、省エネルギーにもつながる、日本が世界に誇る技術です。
幅広い給湯用途にお応えすべく、施設規模や用途にあわせて開発されたヒートポンプ給湯システム。ここでは省エネ・省コストを実現する業務用ヒートポンプ給湯機を、どのように活用するかを分かりやすくご紹介いたします。
日給湯量変動や年間給湯量変動の大きい施設における給湯熱源を、全てヒートポンプ給湯機で対応する事も可能ですが、ヒートポンプ給湯機の高効率性能と、燃焼式給湯機の高出力性能とを組み合わせ、互いの特色を活かした経済的なシステムが実現するハイブリッド給湯システムをお薦めします。ヒートポンプ給湯機はその高効率性を活かして日給湯負荷・年間給湯負荷のベース部分をまかない、一日における高負荷時間帯や年間における高負荷時期を燃焼式給湯機でまかないます。
ヒートポンプ給湯機を燃焼式ボイラーに並列に設置する方式です。高効率のヒートポンプを常時運転し、ヒートポンプの能力を超えた負荷のみボイラーにて追い焚きします。イニシャルコストを最低限に抑え、ランニングコストで大きなメリットを受けることができます。また、システムが単純で、既存ボイラーへ比較的簡単に設置することが可能です。
給湯を使用しない夜間に貯湯タンクにお湯をため、昼間利用する方式です。不足が生じた場合はボイラーにて追い焚きします。ヒートポンプ給湯機と貯湯タンクが必要なためイニシャルコストは若干高めですが、深夜電力を利用することで、ランニングコストでは最大のメリットが受けることができます。
既存貯湯タンクの前に、ヒートポンプ給湯機と貯湯タンクのセットを設置する方式です。瞬発的な負荷変動に対応しつつ、ベース負荷にも対応できます。イニシャルコストを抑え、ランニングコストで大きなメリットを受けることができます。
上記以外でも、さまざまな組み合わせが考えられます。是非ご相談ください。
温水プールのあるフィットネスクラブ等には、プールの加温負荷、プール室の暖房負荷、浴槽・シャワー・洗面等への給湯負荷、浴槽の保温負荷などさまざまな負荷があります。これらの負荷は、負荷変動や温度レベルが異なりますが、ヒートポンプ給湯システムは、これら全ての負荷に柔軟に対応できます。また、同じ熱源系統で、夜間はプール加温、昼間はプール室暖房というように、熱源機を効率よく運用することも可能です。夏場にプールの冷却が必要な場合には、冷加温ヒートポンプによって、簡単に冷却できます。
飲食店・物販店・学校給食などには一過式の給湯システムをお薦めします。ヒートポンプ給湯機で沸かしたお湯を密閉式の貯湯槽にためることで、必要な時にお湯をたっぷりご利用いただけます。厨房等で高い温度が必要な場合は貯湯槽のお湯をそのまま使用し、手洗い等で低い温度のお湯が必要な場合は給水と混合してご使用いただけます。食器洗浄機のように80℃以上の高温給湯が必要な場合はエコキュートをお薦めいたします。
福祉施設・病院・ビジネスホテルなど、給湯箇所が多く給湯機からカラン等までの配管距離が長い場合、循環式が最適です。高効率のヒートポンプ給湯機で沸かしたお湯を大型の開放型貯湯槽に貯めるとともに、昇温用ヒートポンプで循環配管のお湯を一定の温度に保つことで、必要な時に快適な温度でご利用いただけます。またシステム制御ユニットで残湯量や給湯使用履歴の確認、今後の貯湯量や熱源運転時間をきめ細かく設定することもでき、さらなる省エネルギー・省CO2運転が実現できます。
規模・用途にあわせて選べる業務用ヒートポンプ給湯機
飲食店や学校・給食センターなどの小規模施設から、ホテルや病院などの大規模施設、さらに冷加温が必要なスポーツ施設まで、規模・用途にあわせて選べる多彩なタイプが揃っています。お客さまの使い方にあわせた最適なプランを提案いたします。
飲食店・スーパー・学校給食などには、小型ヒートポンプ給湯機が最適です。
業務形態や使用湯量に合わせて最適なシステムを選べます。
1日の使用量目安:1~3トン
福祉施設、病院、ビジネスホテルなどの施設には、循環加温対応が可能な大型ヒートポンプ給湯機が最適です。
低外気温条件下の飛躍的な運転性能向上。
外気温-25℃まで90℃給湯が可能となり、-7℃までは能力低下もありません。
インバータスクロールCO2圧縮機搭載により年間加熱効率3.7を達成し、
ランニングコストを大幅に削減。
大量給湯を必要とするあらゆる施設に合わせて柔軟かつ
低コストなシステムの構築が可能な大型エコキュート。
独自のY型フレーム採用により、効率の良い運転と省スペースを実現。
高効率でコンパクト "年間加熱効率 4.3"
殺菌など用途が広がるこだわりの通年90℃安定出湯。
水と空気のうち効率の良い熱源に切り替える
ハイブリッドチラー/冷房+給湯同時でさらに高効率。
最高90℃の循環加温による温水取出と熱回収運転を実現。
シティホテルなどの給湯使用量が多く、負荷変動の大きい施設には、燃料式ボイラーとヒートポンプ給湯機を組み合わせたハイブリッド給湯システムが最適です。
ヒートポンプ給湯機と燃焼式温水器を1つの
システムにパッケージングしたハイブリッド給湯機。
インバータ制御による70°C出湯、高効率循環加温運転を実現。
生産プロセスの温熱利用に循環加温ヒートポンプ。