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「営業」の枠を超え、エネルギーの有効活用を提案。一人の人間として信頼されるために、足を運び、顔を合わせ、心を知る。MOVIEを見る

営業担当は、電気やガスをはじめ、すべてのエネルギーを有効活用するための省エネコンサルティングを行っている。提案後も効果の有無を確認するため、アフターフォローは欠かさない。

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 北陸電力は、電気を販売しているだけではない。工場やオフィスビル、商業施設など、多くのエネルギーを使用しているお客さまに対して、省エネ・省コストにつながるコンサルティングを行っている。それが、営業担当の役割だ。

 コンサルティングでは、まずお客さまのことをよく知ることから始める。お客さまを訪問し、省エネなどに関する困りごとを聞き取るとともに、建物内の設備の状況をしっかり把握する。商業施設の場合は、空調や照明、ショーケースが重要なチェックポイント。それらの運用方法の改善が省エネにつながることが多いため、買い物を楽しむお客さまの邪魔にならないよう、すばやく見抜く目を持つことが必要だ。一方、工場の場合は、企業秘密にふれることもあるため、情報管理も徹底している。お客さまに人として信頼されるよう努めることが、コンサルティングの第一歩なのだ。

空調や温度管理など設定のアドバイスを行う

 エネルギーの使用状況を把握するために、照明や空調、生産機器、コンプレッサー、ボイラーなどを専用の計測器で計測するのも、彼らの役割だ。さまざまなお客さまの設備に対応できるよう、日頃から一人ひとりが自主的に勉強に励んでいる。

変圧器が設置されている場所は、安全な場所とは限らない

 例えば、小売業の施設全体の電気使用量を計測するには、屋外に設置された受変電設備内で計測を行う。必ず2名以上で行うのも安全性を確保するためだ。その手にはめられた絶縁ゴム手袋が、危険性の高さをさりげなく物語る。それでも、「たくさん現場に足を運ぶことが大切。経験値を上げ、設備への知識を深めると、より安全に作業を行えるだけでなく、業種ごとに最適な省エネ提案の幅を広げることにもつながる」と彼らは言う。

感電の恐れも伴うため、必ず絶縁手袋を装着

 どの設備がどれだけエネルギーを消費しているのか、細かいところまで把握しているお客さまは少ない。そこで最も多用している伝え方が、計測結果の“見える化”だ。月ごとの最大電力や使用電力量をグラフや表などにすることで、無駄な稼働などが一目瞭然になり、お客さまに新たな気づきをもたらしている。

計測結果をグラフ等で見える化し分かりやすく提案する

 計測結果を踏まえ、運用の改善や設備の更新など、お客さまにとって最適な省エネ提案を行うが、その際に彼らが大切にしているのは、お客さまと直接顔を合わせて意思疎通をしっかり行うことだ。「直接お会いすれば、絵を描いて伝えたり、複数の意見を同時に聞いたり、また別の困りごとを聞けたりと、メールや電話では難しいことも可能になる」。伝える言葉も専門的な言葉や単位を用いるのではなく、「この明るさは晴れた昼間の明るさ」、「この音はバスが走っているぐらいの大きさ」と、身近なものに例えて分かりやすく伝える工夫をしている。

 各県には、合計約100名のコンサル担当がいる。提案後はアフターフォローを継続的に行うが、急なトラブル発生時も電話一本で迅速に駆けつけられることが、北陸電力の強みだ。
「お客さまのニーズを汲み取り、かゆいところに手が届くような営業活動を行うことで、この人に言えばなんとかしてくれるだろうと思われるようになりたい。私たち一人ひとりが人として信頼されることで、北陸電力の信頼度が上がっていく」。

エネルギーのより良い活用のために、お客さまの期待に応えるために、今日も足を運び、顔を合わせる。

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