活断層がないことを確認した敷地に、地表から30m掘り下げて岩盤を出し、その上に原子炉建屋の基礎を直接設置しました。
強固な岩盤
原子力発電所は地震による揺れが小さく、また、重い建物を支持するための硬い地盤が必要です。
強固な岩盤を選んでいます
志賀原子力発電所の建設にあたっては、地質調査の結果、敷地には活断層がないこと、1千数百万年前の強固な岩盤で、地盤の安定上問題がないことを確認しました。
岩盤
原子炉建屋マットモジュール
志賀2号機原子炉建屋は、岩盤の上に鉄筋を網目のように配置し、コンクリートを流し込んで岩盤と基礎が一体となるように建設しました。
岩盤と表層地盤の揺れの違い
地震波は、岩盤を通じてやわらかい表層地盤に伝わると揺れが増幅され、一般的に2~3倍程度になることが知られています。つまり、岩盤上にある原子力発電所での揺れは地表にある一般の建物に比べ、かなり小さくなります。