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(1)志賀原子力発電所1号機
4月は原子炉冷却材再循環ポンプ軸封部の点検のため停止していました。
(2)志賀原子力発電所2号機
4月は定期検査のため停止していました。(3月11日より第3回定期検査を実施中)
志賀原子力発電所における津波に対する安全強化策について
・4月8日
福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、当社では緊急時の「電源確保」及び「除熱機能の確保」、「発電所敷地内への浸水防止」等の観点から、津波に対する安全強化策を取りまとめました。
この安全強化策は、津波により重要設備が機能喪失しても原子力災害にならないための「安全対策」と一層の信頼性向上を図るための「更なる対策」に分けて実施します。
・4月19日
「安全対策」の1つである緊急時対応訓練を実施しました。
訓練は、震度7の大地震による外部からの電源喪失と津波の襲来による内部電源の喪失という、電源が全て失われた過酷な状況設定の下で行いました。
訓練には発電所所員と協力会社社員ら約100名が参加し、新たに配備した電源車による給電訓練や1号機運転訓練シミュレータ等での訓練を行いました。
・4月22日
津波に対する「安全強化策」のうち、国の緊急安全対策を全て網羅する「安全対策」が完了したことから、その実施状況と、「更なる対策」について国へ報告しました。
給電訓練の様子
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。
4月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。
4月は、該当するものはありませんでした。
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの
(1)志賀原子力発電所1号機
5月は原子炉冷却材再循環ポンプ軸封部の点検のため停止していました。
(2)志賀原子力発電所2号機
5月は定期検査のため停止していました。(3月11日より第3回定期検査を実施中)
原子力エネルギー安全月間
「原子力エネルギー安全月間」にちなみ、5月26日、志賀原子力発電所において久和社長が安全督励を行いました。
社長からは「人間は危険に対して慣れがあり、ちょっとした事でミスを起こしてしまう。作業は安易な考えで行うことなく、作業に対しては厳しく、愚直に行って欲しい」との訓示とともに、所員が「TEAM SHIKA」の一員として一致団結し、業務にあたるよう社員を激励しました。
安全督励の模様
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。
5月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。
5月は、該当するものはありませんでした。
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの
(1)志賀原子力発電所1号機
6月は原子炉冷却材再循環ポンプ軸封部の点検のため停止していました。
(2)志賀原子力発電所2号機
6月は定期検査のため停止していました。(3月11日より第3回定期検査を実施中)
志賀原子力発電所2号機タービン交換作業の公開
6月10日、志賀原子力発電所2号機の低圧タービン交換作業を報道機関に公開しました。
これまで2号機は、低圧タービン3台の損傷した羽根の代わりに、整流板を取り付けて運転してきましたが、交換後は135万8千KWの定格出力に戻る予定です。
なお、旧低圧タービン3台は将来のリサイクル使用等に備え、建設中のタービン保管庫で保管管理していきます。
タービン交換作業の様子
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。
6月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。
発生月日 | 連絡月日 | 件名・事象の概要 | 連絡区分 | 詳細 |
平成23年6月27日 | 平成23年7月8日 | ハフニウムフラットチューブ型制御棒のひびについて(2号機) 原子力安全・保安院からの指示文書に基づき、志賀原子力発電所2号機で使用していたハフニウムフラットチューブ型制御棒25本のひびの有無について確認したところ、1本の制御棒のシースと11本の制御棒のハンドルガイドローラ部にひびを確認しました。 これらのひびは従来から制御棒の使用に伴って発生する可能性があることが知られており、制御棒の健全性に影響を与えるものではありません。 なお、志賀原子力発電所2号機の全ての同型制御棒について、ボロンカーバイド型制御棒に交換しました。 本事象による外部への放射能の影響はありません。 (平成23年7月7日公表済み) |
V | 23KB |
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの
(1)志賀原子力発電所1号機
7月は停止していました。
なお、7月29日には原子炉冷却材再循環ポンプ軸封部のトラブルについて原因と対策をまとめ公表しました。
(2)志賀原子力発電所2号機
7月は定期検査のため停止していました。(3月11日より第3回定期検査を実施中)
志賀町自衛消防操法大会に志賀原子力発電所自衛消防隊が参加
7月10日、第32回志賀町自衛消防操法大会が行なわれ、志賀原子力発電所から自衛消防隊2チームが参加しました。
志賀町の各消防隊や企業の自衛消防隊など全14隊18チームによる小型ポンプ操法の競技に続き、一斉放水にも参加しました。
気温が30度を超える暑さのなか、日頃の訓練の成果を遺憾なく発揮しました。
自衛消防操法大会の様子
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。
7月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。
7月は、該当するものはありませんでした。
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの
(1)志賀原子力発電所1号機
8月は停止していました。
(2)志賀原子力発電所2号機
8月は定期検査のため停止していました。(3月11日より第3回定期検査を実施中)
志賀原子力発電所 「道路クリーン作戦」に参加
8月10日、当社および関係会社従業員約40名は、石川県主催の「道路クリーン作戦」に参加しました。発電所前面の県道約10kmの清掃活動を行い、ごみ袋約20袋分のごみを回収しました。
清掃活動の様子
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。
8月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。
発生月日 | 連絡月日 | 件名・事象の概要 | 連絡区分 | 詳細 |
平成23年8月8日 | 平成23年9月9日 | 低電導度廃液系収集ポンプ(B)吐出弁の弁棒折損について(2号機) 志賀原子力発電所2号機の低電導度廃液処理に伴い、廃棄物処理建屋内の低電導度廃液系収集ポンプ(B)吐出弁の開操作を実施したところ、当該弁に異常を確認したため、平成23年8月8日に当該弁の分解点検を実施し、弁棒が折損していることを確認しました。 8月12日に当該弁の弁棒を交換し、復旧しました。 本事象による外部への放射能の影響はありません。 |
V | 25KB |
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの
(1)志賀原子力発電所1号機
9月は停止していました。
(2)志賀原子力発電所2号機
9月は定期検査のため停止していました。(3月11日より第3回定期検査を実施中)
志賀原子力発電所「第31回 技術発表会」を開催
9月22日、志賀原子力発電所において「第31回 技術発表会」を開催しました。
発表者は、これまで業務を通じて得た成果を広く所員に紹介し、情報を共有化しました。
技術発表会は年2回程度開催しており、発電所員がより広い視野で業務を推進し、技術レベルの向上およびプレゼンテーション能力の向上を目的に行っています。
技術発表会の様子
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。
9月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。
9月は、該当するものはありませんでした。
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの
(1)志賀原子力発電所1号機
10月は定期検査のため停止していました。(10月8日より第13回定期検査を実施中)
(2)志賀原子力発電所2号機
10月は定期検査のため停止していました。(3月11日より第3回定期検査を実施中)
志賀原子力発電所 「防潮堤工事の開始」
10月5日、志賀原子力発電所において津波等に対する「安全強化策」の内、「更なる対策」の1つである防潮堤の工事を開始しました。
敷地高さを超えるような津波が発生した場合でも、発電所構内への浸水を十分に防止できるよう、発電所海側に高さ4mの鉄筋コンクリートの壁を約700mにわたって設置します。(敷地の高さは標高11mあり防潮堤の標高は15mになります)
平成24年秋の完成を予定しています。
工事の安全祈願祭には西野彰純所長をはじめ、工事関係者ら約40人が出席し、代表者が順に玉串をささげました。
安全祈願祭の様子
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。
10月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。
発生月日 | 連絡月日 | 件名・事象の概要 | 連絡区分 | 詳細 |
平成23年 10月17日 |
平成23年 11月10日 |
非常用ディーゼル発電機B号機燃料制限装置の不具合について(2号機) 第3回定期検査中の志賀原子力発電所2号機において、平成23年10月17日、非常用ディーゼル発電機B号機の燃料の供給量を制限する装置(燃料制限装置)内のピストンとピンとの連結部の緩み止めの塗布が不十分だったため、ピンが緩み、発電機始動時における燃料の供給量が抑えられていたことが判明しました。 これは、9月21日に実施した同号機の定例試験において、非常用ディーゼル発電機の定格出力での運転状態等に異常はありませんでしたが、始動時の定格電圧に達するまでの時間(電圧確立時間)が14.7秒と判定基準である「13秒以内」を超過したため、調査をしていたものです。 ピン全面に緩み止めを塗布した上で、10月20日に試運転を行い、電圧確立時間が判定基準以内であることを確認しました。 念のため、他の非常用ディーゼル発電機A号機、C号機についても同様の対策を実施しました。 本事象による外部への放射能の影響はありません。 |
V | 37KB |
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの
(1)志賀原子力発電所1号機
11月は定期検査のため停止していました。(10月8日より第13回定期検査を実施中)
(2)志賀原子力発電所2号機
11月は定期検査のため停止していました。(3月11日より第3回定期検査を実施中)
11月はありませんでした。
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。
11月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。
発生月日 | 連絡月日 | 件名・事象の概要 | 連絡区分 | 詳細 |
平成23年 11月17日 |
平成23年 12月9日 |
高圧炉心スプレイディーゼル発電機の制御盤内のケーブル損傷について(1号機) 第13回定期検査中の志賀原子力発電所1号機において、平成23年11月17日、高圧炉心スプレイ(HPCS)ディーゼル発電機の点検作業の中で回路試験を実施していたところ、10時03分、「115V HPCS直流地絡」警報が発生しました。 現場を調査したところ、高圧炉心スプレイディーゼル発電機の制御盤内にこげ痕があり、ケーブルが損傷していることを確認しました。 原因を調査した結果、現場の始動用電磁弁端子箱内においてケーブルを取り付ける作業を行う際、整線が不十分だったために、ケーブルが端子に噛み込み、短絡が発生したことが判明しました。 このため、ケーブルの取付けの際はチェックシートを用いて整線が行われていることの確認を行うこととしました。 本事象による外部への放射能の影響はありません。 (平成23年11月17日公表済) |
V | 31KB |
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの
(1)志賀原子力発電所1号機
12月は定期検査のため停止していました。(10月8日より第13回定期検査を実施中)
(2)志賀原子力発電所2号機
12月は定期検査のため停止していました。(3月11日より第3回定期検査を実施中)
志賀原子力発電所「防潮壁工事の開始」
12月1日、志賀原子力発電所において津波等に対する「安全強化策」の1つである防潮壁の工事を開始しました。(平成24年秋完成予定)
津波が発生した場合に、取水口や放水口から発電所構内への浸水を防止できるよう、取水槽や放水槽の周囲に高さ4mの鋼製の壁を設置します。(敷地の高さは標高11mであり防潮壁の高さは標高15mになります)
工事開始に先立って行った安全祈願祭には、西野彰純所長をはじめ、工事関係者ら約40人が出席し、代表者が順に玉串をささげました。
安全祈願祭の様子
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。
12月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。
12月は、該当するものはありませんでした。
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの
以下のとおり、運転上の制限の逸脱・復帰について、国に連絡しました。
発生月日 | 連絡月日 | 件名・事象の概要 | 連絡区分 | 詳細 |
平成24年 1月20日 |
平成24年 1月20日 |
運転上の制限の逸脱および復帰について(1号機) 第13回定期検査中(冷温停止中)の志賀原子力発電所1号機において、平成24年1月20日(金)、自主的に中性子検出器の中間領域モニタ※1(以下、「IRM」という。)の機能確認※2を実施していた。 IRMの一つであるAチャンネルをバイパス※3して検出器を炉心から引き抜いて機能確認を実施し、その後復旧を行う際、10時16分、当該検出器を炉心から引き抜いた(動作可能でない)状態のままでバイパスを解除したため、「IRM検出器未挿入」の警報が点灯した。その後直ちに(25秒後)、当該チャンネルについて再度バイパス操作を実施し、警報は消灯した。 IRM機能確認のため1チャンネルをバイパスしている状態では、1系統で2チャンネルが動作可能であれば問題ないが、原子炉施設保安規定第27条では、「バイパスされていない状態では片系3チャンネルが動作可能であるべき」とされている。そのため、1チャンネルを炉心から引き抜いた状態でバイパス解除したことは、「一時的に運転上の制限を満足していない状態」に該当し、「その後バイパスを実施したことにより即時に運転上の制限内に復帰した」と、11時25分に判断した※4。 本事象による設備への影響および外部への放射能の影響はありません。 ※1:原子炉の停止中及び起動中に原子炉の出力を計測する装置(1系統に3チャンネル、全部で2系統・6チャンネルある。) ※2:ケーブル断線の有無等の確認 ※3:電気的に設備から切り離す措置 ※4:当該判断に係る保安規定上の規定・動作可能であるべき数:3チャンネル(片系)(1チャンネルバイパス中は、2チャンネルが動作可能であれば良い。) |
V | 28KB |
(1)志賀原子力発電所1号機
1月は定期検査のため停止していました。(10月8日より第13回定期検査を実施中)
(2)志賀原子力発電所2号機
1月は定期検査のため停止していました。(3月11日より第3回定期検査を実施中)
志賀原子力発電所「防災資機材倉庫建設に伴う安全祈願祭の実施」
1月17日、志賀原子力発電所では防災資機材倉庫建設工事に伴い、志賀町赤住八幡神社において安全祈願祭を執り行いました。
神事には、西野彰純所長をはじめ、工事関係者ら約30人が参列し、建設工事の安全を祈願いたしました。
なお、この倉庫は、標高35mに設置し、津波が発生した場合の緊急時対応に必要な資機材を保管します。
安全祈願祭の様子
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。
1月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。
発生月日 | 連絡月日 | 件名・事象の概要 | 連絡区分 | 詳細 |
平成24年 1月20日 |
平成24年 2月10日 |
中間領域モニタに係る警報の発生について(1号機) 第13回定期検査中の志賀原子力発電所1号機において、平成24年1月20日、中性子検出器の中間領域モニタ(以下、「IRM」という。)の一つ(Aチャンネル)をバイパスして検出器を炉心から引き抜き、自主的に機能確認をしていました。 機能確認終了後、復旧を行う際、当該検出器を炉心から引き抜いた状態のままでバイパスを解除したため、「IRM検出器未挿入」の警報が点灯しました。 その後直ちに(25秒後)、当該チャンネルについて再度バイパスを実施し、警報は消灯しました。 志賀原子力発電所原子炉施設保安規定では、1系統3チャンネル(バイパス時は2チャンネル)が動作可能であるべきとされていますが、2チャンネルしか動作可能でない状態でバイパス解除したことから、「運転上の制限を満足していない状態」になりました。その後直ちにバイパスを実施したことにより、運転上の制限内に復帰しました。 本事象による設備への影響および外部への放射能の影響はありません。 (平成24年1月20日公表済) |
V | 17KB |
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの
(1)志賀原子力発電所1号機
2月は定期検査のため停止していました。(平成23年10月8日より第13回定期検査を実施中)
(2)志賀原子力発電所2号機
2月は定期検査のため停止していました。(平成23年3月11日より第3回定期検査を実施中)
志賀原子力発電所「福島第一原子力発電所事故を受けた緊急事態対応訓練の実施」
志賀原子力発電所は2月22日、福島第一原子力発電所の事故を受けて、昨年4月に実施して以来、2度目の総合訓練を実施しました。
この訓練は、午前3時50分に志賀町で震度6強の地震を観測、その40分後に高さ13mの津波が到達したとの想定で行いました。
訓練には発電所所員と協力会社社員ら約150名が参加し、厳冬期の夜間という厳しい条件下において、講じた対策を迅速かつ確実に実施できるか確認しました。
緊急事態対応訓練の様子
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。
2月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。
2月は、該当するものはありませんでした。
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの
(1)志賀原子力発電所1号機
3月は定期検査のため停止していました。(平成23年10月8日より第13回定期検査を実施中)
(2)志賀原子力発電所2号機
3月は定期検査のため停止していました。(平成23年3月11日より第3回定期検査を実施中)
志賀原子力発電所「緊急時対策棟の建設工事開始」
志賀原子力発電所では3月27日(火)、 福島第一原子力発電所の事故を受けた安全強化策として、緊急時対策棟の建設工事を開始しました。
この緊急時対策棟は標高21mの高台に建設し、免震構造の鉄筋コンクリート3階建てです。非常事態時には要員約230人が集まり、情報収集や国などとの連絡調整を行います。
工事の安全祈願祭には、西野彰純所長をはじめ工事関係者らが玉串をささげました。
安全祈願祭の様子
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。
3月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。
3月は、該当するものはありませんでした。
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの