経営企画部
北川 和人
新規案件にも積極的に取り組む
経営企画部では、会社の幹となる経営計画・経営方針の策定や、国の電力システム改革への対応の他、企画チームとして新しい案件に対して検討を推進し、事業の枠を広げていくという役割を担っています。
外部からの新たな案件に対して我々企画チームで内容を精査し、会社が目指す方向と合っているかどうかなどの視点でフィルターをかけ、プロジェクトが決まれば、役員や部内の人と相談しながら、どのような体制で課題解決を図るのかなど、解決に向けた骨格づくりに取り掛かります。
現在は国の電力システム改革に因んだものや、他の事業者と連携した新たな取組みなど、並行して抱えるプロジェクトは3つ。また、全国の電力会社大手10社とテレビ会議をしながら進める仕事も多く、長期的なスパンでの仕事が多いです。「新たな事業領域の拡大」は経営企画部の命題であり、新たな案件に対して先を見据えた正当な評価を行い、それに対して戦略を立てていくことが私たちの仕事です。
部署を超え、チームでチャレンジ
新会社になって、社長、副社長の席も近く、直接話す機会も多くなりました。常に新しい企画やアイデアを求められている雰囲気は感じていますし、「まずはトライ!」という前向きな姿勢が生まれています。やる前から尻込みするのではなく、チャレンジの気持ちを忘れないことが何よりも大切。新規案件の検討に参加する人は、普段は各部署で本来の業務を抱えながらプラスαでプロジェクトに参加してもらうことになります。みんなを巻き込んでやるので、基本的なことではありますが、報告・連絡・相談を密にし、積極的にコミュニケーションをとるように心がけています。
それぞれの部署から人員の捻出、業務に対する理解・協力をいただきながら検討を進めていきます。誰も足を踏み入れていない新たな取組みにチャレンジする中で、プロジェクトが成功したときには部署を超えた一体感が生まれ、とてもやりがいを感じます。
ロゴマークに込めた想い
新会社のロゴマークを決めるにあたり、そのプロジェクトチームの一員として私も参加しました。その頃、業界全体の閉塞感や、電力会社に対する厳しい目があり、みんなそれぞれが、“何か現状を打開したい”という思いを抱えていました。社会を支えているという自負を持ちながらも、変わるところは変わらなければならない。安定した会社と言われた時代とは打って変わり、競争も激化する中で、みんなの希望となるようなロゴマークを作りたいとチームのメンバー一人ひとりがアイデアを持ち合いました。約40名でワークショップを何度も重ね議論を繰り返した結果、今までの電力会社のイメージにないようなロゴマークとなり、皆の想いの結晶だと喜びがこみ上げてきました。
誰も経験したことのない新しい仕事はやり方を模索しながら苦労も多く、ハードルも自分たちで乗り越えなければいけないので非常に大変ですが、だからこそ他では得られない達成感があると感じています。
当社は、全国の電力会社の中でも小さな会社です。そこを弱みではなく強みと捉え、小さいからからこそフットワークを軽く、全社一丸となってプロジェクトを進めることが大切だと思っています。新たな事業領域への挑戦という未知なる仕事に取り組んでいるので、誰も正解がわからなければ、効果もわかりません。ですが寄り道しながらでも、一つひとつ道を作っていき、それがつながり、広がっていけばいいなと思っています。
使命を胸に。 北川 和人