エネルギー・ミックス  1 2 3 4 5 6 7 8


PART3:安定供給の確保に向けて ~長期的な視点から最適な電源構成を~

    これからも安くて良質な電気を安定的にお届けするために、火力、水力、原子力、新エネルギーの特性を活かし、バランスよく組み合わせた「エネルギー・ミックス」が重要です。


7.これからも安定して電気をお届けするために

「S+3E」のエネルギー・ミックス

 電気は暮らしや産業活動を支えるインフラであり、安くて良質な電気を安定的に供給できなくなれば、生活や経済に大きな影響を与えます。エネルギー自給率が12%と極めて低い日本。「安全確保(Safety)」を大前提に、「エネルギーの安定供給(Energy Security)」、「経済効率性(Economic Efficiency)」、「環境適合(Environment)」を同時に達成する「S+3E」の観点から電源のエネルギー・ミックスを検討していくことが重要です。
 これからも安定して電気をお届けするためには、火力、水力、原子力、太陽光、風力等、それぞれの発電方法の特性を活かし、バランス良く組み合わせて電気を作っていくことが不可欠です。


<エネルギー・ミックスの考え方>


エネルギー・ミックスの考え方

  出典:資源エネルギー庁「日本のエネルギー2021年度版」



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  • 8.日本の今後のエネルギー需給見通しと北陸電力の取組み
  • 第6次エネルギー基本計画では、需給両面のさまざまな課題の克服を野心的に想定した場合の、日本の2030年度のエネルギー需給見通しが示されました。北陸電力は、電力の安定供給及び低炭素社会の実現のため、エネルギー資源の有効活用や再生可能エネルギーの導入拡大など電源の多様化に取り組んでいます。